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ゼロから覚える韓国語の基本フレーズ
韓国語を学び始めたばかりの方にとって、「まず何を話せるようになればいいの?」という疑問はとても自然なものです。
難しい文法や単語を覚える前に、基本フレーズを知っておくだけで、韓国語へのハードルはぐっと下がります。
この記事では、自己紹介や買い物、旅行といった場面ですぐに使える韓国語の基本フレーズを、初心者目線で分かりやすく紹介します。
まずはここから!自己紹介で使える基本フレーズ
自己紹介は、語学学習の最初の一歩としてとても重要です。
短くても、伝えたいことが伝わるフレーズを覚えておくことで、自信を持って韓国語を使い始められます。
あいさつの基本
自己紹介の前に、まずはあいさつから始めましょう。
안녕하세요.(アンニョンハセヨ:こんにちは)
처음 뵙겠습니다.(チョウム ペッケッスムニダ:はじめまして)
この2つは覚えておくだけで、丁寧な印象を与えることができます。
名前を伝えるフレーズ
名前を伝えるときは、シンプルで大丈夫です。
저는 ○○입니다.(チョヌン ○○イムニダ:私は○○です)
저는 ○○예요.(チョヌン ○○エヨ:私は○○です)
語尾を丁寧な形にすることで、初対面でも安心して使えます。
出身や立場を伝える
出身地や立場を伝えるフレーズもよく使われます。
일본에서 왔어요.(イルボネソ ワッソヨ:日本から来ました)
학생이에요.(ハクセンイエヨ:学生です)
まずは短い文で、自分のことを少し伝えられれば十分です。
買い物で使える韓国語フレーズ
買い物の場面では、決まった表現がよく使われます。
すべてを理解しようとせず、定番フレーズをそのまま覚えるのがおすすめです。
値段を聞くとき
値段を聞きたいときは、次の表現が便利です。
이거 얼마예요?(イゴ オルマエヨ:これはいくらですか?)
「이거(これ)」を指さしながら使えば、簡単にやり取りができます。
注文・購入するとき
購入の意思を伝えるフレーズも覚えておきましょう。
이거 주세요.(イゴ ジュセヨ:これください)
이거 하나 주세요.(イゴ ハナ ジュセヨ:これを一つください)
数字を入れることで、より具体的に伝えられます。
支払い時に使える表現
支払いの場面では、次のようなフレーズがよく使われます。
카드로 할게요.(カドゥロ ハルケヨ:カードでお願いします)
현금으로 할게요.(ヒョングムロ ハルケヨ:現金でお願いします)

難しく考えず、よく聞く音のまま覚えてしまいましょう。
旅行で役立つ韓国語フレーズ
旅行中は、移動や食事、ちょっとした質問をする場面が多くあります。
ここでは、特に使いやすいフレーズを紹介します。
移動・道案内で使える表現
道を聞きたいときは、次のフレーズが便利です。
화장실 어디예요?(ファジャンシル オディエヨ:トイレはどこですか?)
역이 어디예요?(ヨギ オディエヨ:駅はどこですか?)
「어디예요?(どこですか)」を覚えておくと、応用が効きます。
食事の場面で使えるフレーズ
飲食店でも基本フレーズがあれば困りません。
메뉴 주세요.(メニュ ジュセヨ:メニューください)
이거 맛있어요?(イゴ マシッソヨ:これはおいしいですか?)
料理名が分からなくても、指差しと一緒に使うことで意思が伝わります。
困ったときのひと言
旅行中に困ったときのために、次の表現も覚えておくと安心です。
천천히 말해 주세요.(チョンチョニ マレ ジュセヨ:ゆっくり話してください)
잘 모르겠어요.(チャル モルゲッソヨ:よく分かりません)
正直に伝えることで、相手も配慮してくれることが多いです。
フレーズを効率よく覚えるコツ
基本フレーズは、丸暗記するよりも「使う場面」をイメージしながら覚えるのが効果的です。
声に出して練習したり、実際の状況を想像することで、記憶に残りやすくなります。
基本フレーズを組み合わせて簡単な韓国語会話をしてみよう
韓国語の基本フレーズをいくつか覚えてきたら、次のステップは「会話として使うこと」です。
いきなり長い文章を話そうとする必要はありません。
短いフレーズを組み合わせるだけでも、十分に会話は成立します。
ここでは、初心者でも無理なく練習できる簡単な会話例を場面別に紹介します。
自己紹介で使える簡単会話
まずは、自己紹介の場面です。
あいさつ+名前+ひとこと、という流れを意識するだけで、自然な会話になります。
基本の自己紹介会話
A:안녕하세요.(こんにちは)
B:안녕하세요.(こんにちは)
A:저는 마리코예요.(私はマリコです)
B:저는 지수예요.(私はジスです)
A:일본에서 왔어요.(日本から来ました)
B:그래요? 반가워요.(そうなんですね。よろしくお願いします)
このように、短いフレーズを一文ずつ返すだけで、立派な会話になります。
ポイント:完璧に話そうとしない
自己紹介では、すべてを伝えようとしなくても問題ありません。
名前と出身だけでも伝えられれば十分です。
緊張せず、ゆっくり話すことを意識しましょう。
買い物で使える簡単会話
買い物の場面は、決まったやり取りが多いため、初心者にとって練習しやすいシチュエーションです。
値段を聞いて購入するまでの会話
A:이거 얼마예요?(これはいくらですか?)
B:만 원이에요.(1万ウォンです)
A:이거 주세요.(これください)
B:네, 알겠습니다.(はい、わかりました)
このように、質問+返答+購入、という流れを覚えておくと安心です。
数が分からなくても大丈夫
数字がとっさに出てこなくても、「이거 하나 주세요(これ一つください)」だけ覚えておけば問題ありません。
指差しと一緒に使うことで、自然に意思を伝えられます。
カフェ・レストランでの簡単会話
飲食店では、注文に関する基本フレーズを組み合わせるだけで十分対応できます。
注文するときの会話
A:메뉴 주세요.(メニューください)
B:네.(はい)
A:이거 주세요.(これください)
B:네, 드릴게요.(はい、お持ちします)
料理名が分からなくても、「이거(これ)」を使えばスムーズです。
感想を伝えるひと言
食事の後に感想を伝えると、より会話らしくなります。
맛있어요.(おいしいです)
정말 좋아요.(本当にいいです)
短い一言でも、相手に好印象を与えられます。
旅行中に役立つ簡単会話

旅行中は、移動や場所を聞く場面が多くあります。
ここでも、基本フレーズを組み合わせれば十分対応できます。
道を聞くときの会話
A:역이 어디예요?(駅はどこですか?)
B:저쪽이에요.(あちらです)
A:감사합니다.(ありがとうございます)
B:천만에요.(どういたしまして)
分からない場合でも、「어디예요?」を覚えておけば、他の場所にも応用できます。
聞き取れないときの対処
相手の話が分からなかったときは、正直に伝えて大丈夫です。
천천히 말해 주세요.(ゆっくり話してください)
잘 모르겠어요.(よく分かりません)
この一言があるだけで、会話への不安が大きく減ります。
会話練習を続けるコツ
簡単な会話でも、実際に口に出して練習することが大切です。
頭の中で理解するだけでなく、声に出して使うことで、自然に身についていきます。
フレーズを音読する
紹介した会話例は、そのまま音読するだけでも練習になります。
一人でAとBの両方を声に出して読むのもおすすめです。
短いフレーズから声に出す
最初は1文を完璧に言えるようになることを目指しましょう。
短いフレーズでも、自信を持って話せるようになると、韓国語がぐっと身近に感じられます。
完璧な会話を目指さない
上手に話そうとしすぎると、緊張して言葉が出なくなります。
多少不自然でも、フレーズが出てくれば十分です。
発音や文法も多少違っても、伝われば十分です。
間違いを恐れずに使うことが、上達への近道になります。
まとめ
ゼロから韓国語を始める場合、まずは自己紹介や買い物、旅行で使える基本フレーズを覚えることが大切です。
決まった表現をそのまま使えるようにすることで、自信を持って韓国語に触れられるようになります。
毎日少しずつ声に出して練習し、実際に使う場面を想像すると効果的です。
基本フレーズを組み合わせるだけで、韓国語の簡単な会話は十分に成り立ちます。
自己紹介、買い物、旅行といった場面ごとに、短いやり取りを練習することで、韓国語への自信が少しずつついてきます。
まずは声に出して真似するところから始めて、楽しく会話練習を続けていきましょう。

