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韓国語をゼロから学ぼうと思ったきっかけ
韓国ドラマやK-POP、映画などに触れる機会が増える中で、「このセリフを日本語字幕なしで理解できたら、もっと作品を楽しめるのではないか」と感じたことが、韓国語学習に興味を持った最初のきっかけでした。翻訳された日本語はとても分かりやすいものの、言葉そのものが持つニュアンスや感情の細かな違いまでは伝わりきらないこともあります。
特に、登場人物の感情が大きく動くシーンや、何気ない日常会話の場面では、「今どんな言い方をしているんだろう」「どんな言葉を選んでいるのだろう」と気になるようになりました。こうした疑問が積み重なり、少しずつ「韓国語そのものを理解してみたい」という気持ちが強くなっていきました。
一方で、語学学習に関しては、これまで本格的に取り組んだ経験がほとんどありませんでした。そのため、「自分にできるのだろうか」「途中で挫折してしまうのではないか」という不安も正直ありました。特に韓国語は、日本語とは異なる文字を使うため、学習を始める前から難易度が高く感じられました。
それでも、調べていくうちに「韓国語は初心者でも独学しやすい」と言われていることを知り、まずは深く考えすぎずに始めてみようと決めました。完璧を目指すのではなく、「少しずつ慣れていく」「できることを増やしていく」という意識でスタートしたことが、学習を始める上での大きな支えになったと感じています。
初心者が最初に感じやすい不安
韓国語学習を始めようと考えたとき、多くの初心者が共通して感じる不安があります。その中でも特に多いのが、「ハングル文字がまったく読める気がしない」という点です。見慣れない形の文字が並んでいるだけで、心理的なハードルが一気に高くなってしまいます。
また、「発音が日本語とかけ離れていそう」「文法が複雑なのではないか」といったイメージを持つ方も多いと思います。さらに、インターネットやSNSを見ると、さまざまな教材や学習法が紹介されており、「結局どれを選べばいいのか分からない」と混乱してしまうこともあります。
実際、情報が多すぎると、学習を始める前の段階で疲れてしまい、なかなか最初の一歩が踏み出せなくなることもあります。私自身も、調べれば調べるほど迷ってしまい、「まず何をすればいいのだろう」と立ち止まってしまった経験があります。
しかし、基礎的な情報を整理していくうちに、韓国語には日本語話者にとって学びやすい特徴が多くあることが分かってきました。例えば、文の語順が日本語と似ている点や、漢字語由来の単語が多い点などです。こうした特徴を知ったことで、不安は少しずつ安心感へと変わっていきました。
ゼロから始める韓国語学習の全体像
語学学習を続けるためには、「どのような順番で学んでいくのか」という全体像をあらかじめ知っておくことがとても重要だと感じています。ゴールや流れが見えない状態で勉強を始めると、途中で「今何をしているのだろう」と迷ってしまい、モチベーションが下がりやすくなります。
ここでは、ゼロから韓国語を学ぶ初心者向けに、無理なく進めやすい基本的な学習ステップを紹介します。この順番通りに進めなければならないというわけではありませんが、一つの目安として知っておくと、安心して学習を進めやすくなります。
① ハングル文字の仕組みに触れる

最初のステップは、韓国語の文字であるハングルに慣れることです。ハングルは最初こそ難しそうに見えますが、実は発音の仕組みに基づいて作られた、とても規則的な文字です。
母音と子音を組み合わせて一つの文字を作るというルールを知るだけで、「なんとなく意味不明な記号」という印象は大きく変わります。この段階では、すべての文字を完璧に覚えようとする必要はありません。
「これは母音だな」「これは子音だな」と区別できるようになるだけでも、ハングルへの抵抗感はかなり減ります。まずは文字に親しむことを意識するのがおすすめです。
② 発音の基礎を理解する
ハングルに少し慣れてきたら、次は発音に触れていきます。韓国語には日本語にない音もありますが、初心者のうちから正確な発音を身につけようとすると、かえって学習が苦しくなってしまいます。
最初は、音声を聞いて「こんな音があるのだな」と理解するだけで十分です。聞き流しや真似をする程度でも、発音への感覚は少しずつ身についていきます。
発音は、学習を続ける中で何度も耳にし、口に出すことで徐々に改善されていくものなので、焦らず取り組むことが大切だと感じました。
③ 日常でよく使う単語を覚える
文字と音にある程度慣れてきたら、基本的な単語を少しずつ覚えていきます。まずは、あいさつやよく使われる動詞、日常会話で頻出する名詞など、生活の中で見聞きしやすい単語がおすすめです。
この段階で大切なのは、「量よりも継続」です。一度に大量の単語を覚えようとすると負担が大きくなり、続けにくくなってしまいます。
毎日少しずつ単語に触れることで、「見たことがある」「意味を思い出せる」といった感覚が増えていき、自然と語彙が広がっていきます。
④ シンプルな文の形に慣れる
単語が少しずつ増えてきたら、簡単な文の形にも触れていきます。韓国語の基本的な語順は日本語と似ているため、思っていたよりも理解しやすいと感じる方が多いと思います。
この段階では、難しい文法用語を覚えることよりも、「こういう並びで伝えられる」という感覚をつかむことが大切です。
短い文章を何度も目にすることで、文の流れに自然と慣れていくことができます。
初心者が意識したい韓国語学習の考え方

ゼロから語学を学ぶ場合、「すべて理解してから次に進まなければならない」と考えてしまいがちですが、その考え方は学習のハードルを上げてしまいます。分からない部分があっても学習を続けていくことが、とても大切だと感じています。
完璧を目指さずに続ける
最初から完璧を目指してしまうと、「できない自分」に意識が向いてしまい、学習が楽しくなくなってしまうことがあります。
「今日は少し触れられた」「昨日よりも分かる部分が増えた」といった小さな積み重ねを大切にすることで、学習を前向きに続けやすくなります。
毎日短時間でも韓国語に触れる
長時間まとめて勉強するよりも、短い時間でも毎日韓国語に触れる方が、学習が習慣化しやすいと感じています。通勤時間や寝る前など、生活の中のちょっとした時間を活用するだけでも十分です。
分からないことがあっても立ち止まらない
学習を続けていると、「理解できない」「覚えられない」と感じる場面は必ず出てきます。そんなときは、無理に悩み続けず、一度先に進んでみることも一つの方法です。
後から振り返ったときに、「あのとき分からなかったことが、今は自然と理解できている」と感じることも少なくありません。
ゼロから韓国語学習を始める人へ
韓国語学習は、特別な才能や経験がなくても始めることができます。必要なのは、「少しずつでも続けてみよう」という気持ちだけです。
このブログでは、ゼロから韓国語学習を始めた初心者の視点で、勉強の進め方やつまずきやすいポイントを、できるだけ分かりやすくまとめていきます。これから韓国語を学びたいと考えている方が、安心して一歩を踏み出せるような情報を発信していければと思っています。
